1.目的
近年障害者雇用につきましては、企業、当事者、支援者など多くの関係者の努力によって進展の兆しが見えてまいりました。しかし、視覚障害者の雇用につきましては、未だ、多くの企業から十分なご理解を得られていないのが実情です。具体的にどんな仕事ができるのか、採用後にどのような支援をし、育てていけばよいのか、まだまだ情報が不足しています。その情報不足が、視覚障害者を雇用する上での不安を生んでいます。企業が人材として求める当事者の能力を評価するために、視覚障害についての理解を深めていただけたらと願ってやみません。
「2018全国ロービジョンセミナー」では、『視覚障害者の「働きたい」をかなえる医療・福祉・教育の連携』をテーマに開催いたします。午前は眼科医の立場から視覚障害の新たな認定基準について、および、職業能力開発指導官の立場から視覚障害者の就業実態についてご講演をいただきます。そして午後には、視覚障害者の就労支援に関連して、支援機関の連携をテーマに施設紹介およびシンポジウムを行います。
また、第二会場では同時並行で、視覚障害に関係する団体のコーナーやロービジョン機器の展示を開催いたします。
れらの企画を通して、本セミナーが視覚障害者の就労拡大、さらには就労継続へ結びつく切っ掛けとなることを願っております。
2.開催概要
主催 | 社会福祉法人 日本盲人職能開発センター |
後援 | 読売光と愛の事業団 |
日時 | 平成30年7月28日(土) 9:45~16:00 |
会場 | 戸山サンライズ(全国身体障害者総合福祉センター) 東京都新宿区戸山1-22-1 TEL 03-3204-3611 |
申込期限 | 平成30年7月20日(金) |
申込先 | 申込フォーム(申し込み用サイトが別のタブで開きます。) ※原則として上記、申込フォームよりお申込み下さい。 ☆記入事項☆ 氏名(フリガナ) 郵便番号 住所 電話 所属 資料の種別(墨字・点字・電子データ) 介助者の有無 介助者名 昼食の要否(個数) 社会福祉法人 日本盲人職能開発センター TEL:03-3341-0900 FAX:03-3341-0967 営業時間:平日9時から17時 URL http://jvdcb.jp/jvdcb |
参加費 | 無料(但し、昼食代1人1000円は当日受付時にお支払いください) |
3.講演会プログラム(敬称略)
総合司会 神奈川県総合リハビリテーションセンター
七沢自立支援ホーム 渡辺 文治
内容 | 時間 | 詳細 |
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受付 | 9:15~9:45 | |
開会式 | 9:45~10:00 | |
基調講演 | 10:00~11:10 | 「視覚障害の新たな認定基準について」 医療法人社団済安堂 井上眼科病院 医師 鶴岡 三惠子 |
11:30~12:30 | 「視覚障害者の就業実態アンケートの結果について」 厚生労働省 人材開発統括官付特別支援室 職業能力開発指導官 吉泉 豊晴 |
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昼食 | 12:30~13:40 | 併設会場にて、ロービジョン機器等展示会、施設・団体案内 |
シンポジウム | 13:40~15:50 | 『日本盲人職能開発センターと関係機関との連携』 司会:日本盲人職能開発センター 施設長 杉江 勝憲 |
13:40~15:10 | 施設紹介 医療法人済安堂 井上眼科病院 人事総務部 石原 純子 東京視覚障害者生活支援センター 就労支援課長 石川 充英 東京都立文京盲学校 主幹教諭 田中 秀樹 日本盲人職能開発センター 就労移行支援部長 坂田 光子 |
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閉会式 | 15:50~16:00 |
4.ロービジョン機器等展示会
10:00~16:00の間、併設会場で拡大読書器、弱視者用レンズ・パソコンソフト、便利グッズ等の展示会を行っています。
参加企業(予定)
アイネット、朝倉メガネ、アットイーズ、インサイト、桜雲会、新華情報システム、
ケージーエス、タイムズコーポレーション、東海光学、日本点字図書館、ラビット
関連団体・施設案内(予定)
国立障害者リハビリテーションセンター、国立職業リハビリテーションセンター、弱視者問題研究会、
NPO法人SPAN、認定NPO法人タートル、東京視覚障害者生活支援センター、
東京都立文京盲学校、七沢自立支援ホーム、日本盲人職能開発センター